
北海道ならでは…?
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
2018年から北海道の札幌で6坪の小さなストリングショップを営んでいる大柄な松田です。
ラケットスポーツの仕事は前職も含めて携わって15年ほど経ちました。
その15年で得た経験を簡単にお話しできればなと思います。
北海道は地域柄(?) プロテニスプレーヤーがいるわけではなく、選手の方が来店される事がほとんどありません。
地元の札幌で行われる国際的なプロテニスプレーヤーの試合も男女で1大会ずつ。
なので、どれだけ普段から一般のお客様を大事にして行けるかが大切になります。
ラケットスポーツが初心者の方から草トーで全国大会に出る方、部活でラケットスポーツを始めた学生から小さい頃からプレーしているジュニアの選手などなど。
皆さん、悩みが十人十色でございます。
その悩みを解決できるようにコツコツ勉強して、時にはお客様と一緒にプレーもしてきました。
一緒にプレーをするスタイルのおかげで、お客様のスイングや打ちたいボールの弾道などからストリングやテンションの相談などができるのは他のショップやコーチ業がメインの方々よりは有利なのかなと思います。
あと、定期的な運動もできることにより健康的な体型を維持できています。(身長183㎝、体重104kgのワガママボディ)
ですが…ここ最近、僕にも悩みが。
そう、バドミントンのお客様達です。
ここでも北海道の地域柄、雪が降るので屋内プレーがメインのバドミントンの張り替えが多いのです。
ちなみに北海道のバドミントン競技人口は全国2位だそうです。(1位は東京です。暑くて閉め切った体育館でバドミントンをするとか…尊敬します)
たまに勘違いされている内地の方がいますが北海道のテニスプレーヤーは冬場にバドミントンプレーヤーへ転向しません。
室内コートで22時から24時まで練習、もしく24時から翌朝6時までの「オールナイトテニス」という文化で乗り切ります。
話が逸れてしまいましたがバドミントンのお客様に対して商品知識でしか相談に乗ることができません。
開店当初はテニス専門のストリングショップというイメージもあり、そこまでバドミントンの張り替えは多くはありませんでした。
ですが、最近は嬉しいことにバドミントンの張り替えもかなり増えてきて商品知識のみでは物足りなさが出てきました。
そこで、バドミントンの常連さんにお願いしてバドミントンの社会人サークルへ参加して知識、経験を増やしている最中であります。
個人的にバドミントンはテニス以上にストリングやラケットに対して奥が深いのではないかな…と思ったりしました。
ちなみにバドミントンはテニスよりも膝に負担がかかると僕のワガママボディが訴えておりました。
JRSAとしてもなかなかバドミントンに対して多くのワークショップや考察ができていないので今後、北海道だけではなく他地域でも開催されればなと思います。
僕個人はお客様と同じ目線で悩みを解決できることを意識しています。
何かの参考になっていただけたらと思います。
そんなこんなで、僕のワガママボディの話をしつつストリンガー業界に携わってからのお話でした。
![]() 松田 俊佑 (ガット張り工房 TRAST) 【店舗情報】 |